04. とこなめ紀行

2008年6月 6日 (金)

◎ みどり色の煙突

□ひさびさのブログです。
 前回のブログで紹介した八角形の煙突のある工場を6月1日に見学に行った。ちょっと見には、日曜日で誰も働いていないということもあって、まるで廃業しているようにも見える。中に入って行けば行くほど廃業感が満ちていた。しかし、製品を見せてもらいながら、社長の話しを聞くとイメージは一変した。周辺の工場がどこも廃業に追い込まれている中、しぶとく生き残っているには、やはり理由があったのだ。
 ところで、工場内にいくつもあるレンガ煙突は、現在では使われていない。八角形の大きな煙突の他に、つる草におおいつくされて美しい緑色の姿を見せる煙突があった。今日は、それを写真で紹介するに留め、詳しくは次回に続く。
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2008年4月17日 (木)

◎ 青い水のように

□常滑の陶芸家・Tさんの工房を訪ねた。常滑駅から南に下った山方町というところにある。地名が示すようにその町は山の方にある。工房の2階に上がると見晴らしがよく気持ちがいい。片隅に古ぼけた扇風機が無造作に置いてあった。透明な青いプラスチックの羽根。陽の光が通り抜け、床に青い水のような光の模様を描きだしていた。
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2008年4月13日 (日)

◎ 常滑・春祭

□4月12日、常滑・春祭。地元の人に招かれて宴会場へとおもむく。庭にテントが張られ、座敷までつくられ、まだ明るいうちから宴もたけなわとなっていた。しばらくすると、各地区の山車(だし)がつぎつぎと現われ、すぐ前の常滑西小学校の校庭に集結した。提灯に灯りがともされると、笛や太鼓、大きな掛け声とともに夜の町へと引かれていった。
 山車を引く人たちの中に紛れ込み、一枚写真を撮った。
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2008年4月 8日 (火)

◎ 祭りの準備

□笛と太鼓の音に、ふと気づく。時計を見るともうすぐ夜の8時だ。年が明けた頃から聴こえだしていた。4月12、13日の常滑・春祭りのための準備だ。いくつかに分かれた地区ごとに山車(だし)が出され、笛と太鼓のお囃子とともに町中を一日中引き回す。
 写真は、名鉄・常滑駅近くの北条駅前会所。地区の人々が集まり夜ごと練習に励んでいる。あと4日で祭りが始まる。
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2008年4月 4日 (金)

◎ 町名と風景

□最近のデジタルカメラには、位置情報を知ることの出来るGPS機能をオプションで取り付けられるものがある。これだと、写真の撮影地の情報が画像データと共に記録されるので非常に便利である。しかし、残念なことに私の使うカメラには、GPSはついていない。常滑での写真撮影では、撮影時間と撮影場所もデータとして残しておきたいため、町中に立つ電柱に取り付けられた町名表示板を頻繁に写し込むようにしている。背景に町の風景を大きくいれる。常滑市千代ヶ丘二丁目。

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2008年4月 3日 (木)

◎ 常滑市本町にて

□昨日、アート関係の古くからの友人がカップルで常滑を訪れた。住居兼工房を探しにきたという。一緒に空き家を見て回った。もう使われていない空き工場も空き家も少し歩くといくらでも見つかる。しかし、諸事情あって借りることは簡単ではない。今日も、歩いていると何となく空き家が気になってしまう。一昔前は、よく賑(にぎ)わったという常滑市本町のかつての商店街を歩く。さびれた風情の町並みの中、家と家の隙間から差し込む西日が空き地の端に並べられたチューリップの花を色鮮やかに照らし出していた。
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2008年3月25日 (火)

◎ 空き地の広告

□常滑やきもの散歩道を訪れる観光客が、このところ増加しているようだ。ざわついた雰囲気から逃れ、今日の散歩は埋め立て地へと向かう。競艇場と市役所の間の道を抜け、空き地のままの埋め立て地へ出る。ここは「常滑市りんくう町」。快晴の空の下、雀のさえずりが途絶えることなく聞こえている。風が少しある。ひと気のない広々とした空き地を歩いていると、なぜだかホッとする。
 埋め立て地の「分譲中」という売り出し広告が出ていたが、さて効果のほうは如何に。
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2008年3月20日 (木)

◎ 浜辺の漂着物

□夕方、雨が上がったので散歩に出た。名鉄・常滑駅から一駅北の多屋駅近くの多屋海岸というところまで歩いた。波が寄せては引くのを眺めていると、少しずつ潮が引いている様子がわかる。どれくらいの時間が経ったのだろう。もう1メートルくらいは砂浜が広がっている。
 この海岸は、たくさんの白い貝殻が潮の満ち引きによって残される。そのほかにも流木やペットボトルなどのゴミも多い。ひとつの漂着物に目がとまった。子供用のプラスチック製の水筒なのだろう。胴体に巻かれた帯には少女漫画のキャラクターらしきものが描かれている。色が抜け落ち、黒い線だけの絵になっている。
 なぜだか気になって、写真に撮った。
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2008年3月10日 (月)

◎ 浮き世の事情

□私たちの活動拠点rin'は、小高い丘の上にある。いつも町に出るときは、写真に写っている小径を右に下って行く。つい2日前までは、こんなに見晴らしはよくなかった。コンクリートの擁壁(ようへき)の隙間に根をはった植物が密生していたのだが、きれいさっぱり刈り取られてしまった。植物の生い茂ったこの小径は、浮世離れした私たちの場所と世間とを結ぶ大切な通路なのだが、これでは妖しげな雰囲気も失われて魅力半減である。
 この小径を左へ行くと上り坂になっていて、一本の大きな椿の木が濃い緑の葉を豊かにひろげ赤い花をたくさん咲かせていたのだが、2枚目の写真のように立派な切り株を残してきれいさっぱり切り取られてしまっていた。
 私たちの知る由もない浮き世の事情があるのだろう。

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2008年3月 4日 (火)

◎ ビーチセラミック

□ビーチグラスというのは、一般にもよく知られている。ガラスの欠片(かけら)が浜で砂と波に洗われて、角が取れて丸みを帯び表面が磨(す)りガラス状になったものだ。常滑の浜を歩くとビーチグラスも落ちているが、やはり多いのはビーチセラミックだ。丸みを帯びた赤茶色の「焼きもの」のカケラをよく目にする。久しぶりに歩いた浜で気持ちのいい形のビーチセラミックを見つけた。思わず拾って帰ろうと思ったが、やめた。できるだけモノを持たないように最近は心掛けている。
 ところが、撮った写真を帰って眺めていたら、やっぱり拾ってくれば良かったと、不覚にも残念な気持ちになってしまった。
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