08. つくること/おもうこと

2009年7月11日 (土)

◎ 庭の工夫

□周辺では、雑草が青々と旺盛に茂っているのだが、私の借りた庭にはなぜかあまり草が生えていない。よく見ると焼き物を細かく砕いた砂利のようなものが一面に敷き詰めてある。足下のそれをすくいとってみるとさらにその下にもっと細かい砂状のものがあらわれた。スコップで掘ってみると約10cmほどの厚みの層ができていた。念入りな除草処理が施されていたのだ。それを見た途端、庭一面に雑草を繁茂させようと想い描いていたイメージは瞬く間に消え去ってしまった。しかし、ゆっくりと庭を見渡してみると、塀際とか家の壁際など湿気を保ちやすい場所で背を伸ばしている雑草の姿が目にとまる。よく見れば、庭のところどころに小さな芽が生えだしているのも見ることができる。家の縁側に座って、じっと庭を見ていると、梅雨の雨をたっぷりと吸い込んだ後には爆発的な勢いで一気に庭をおおいつくしてしまいそうな気配が感じられるのだった。

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2009年7月 8日 (水)

◎ 家と庭

□広い庭付きの家を借りた。といっても、そこに住むわけではない。常滑フィールド・トリップ2009というアートやデザインなどを主とした展覧会の会場のひとつにするためだ。庭では雑草を育て、一面を背丈ほどもある草で埋め尽くしたいと考えている。しかし、その庭は、雑草の生えにくい処理がしてあるため思うようには草は生え出てこない。他所の庭では雑草を駆除することに苦労しているというのに、こちらはその逆だ。雑草を茂らせるなどというと一様に怪訝(けげん)な表情をされる。それにしても、こんな酔狂な話に呆れもせず(本当は呆れていたかもしれないが)、家と庭を貸してくださった大家さんには、感謝である。美しい庭に仕上げ、10月の展覧会にはぜひともお招きしたいものである。
少し古くなってしまったが、ところどころ雑草が顔を出しはじめた5月に撮影した、この家と庭の風景の写真を紹介しておこう。

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