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2008年3月

2008年3月25日 (火)

◎ 空き地の広告

□常滑やきもの散歩道を訪れる観光客が、このところ増加しているようだ。ざわついた雰囲気から逃れ、今日の散歩は埋め立て地へと向かう。競艇場と市役所の間の道を抜け、空き地のままの埋め立て地へ出る。ここは「常滑市りんくう町」。快晴の空の下、雀のさえずりが途絶えることなく聞こえている。風が少しある。ひと気のない広々とした空き地を歩いていると、なぜだかホッとする。
 埋め立て地の「分譲中」という売り出し広告が出ていたが、さて効果のほうは如何に。
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2008年3月20日 (木)

◎ 浜辺の漂着物

□夕方、雨が上がったので散歩に出た。名鉄・常滑駅から一駅北の多屋駅近くの多屋海岸というところまで歩いた。波が寄せては引くのを眺めていると、少しずつ潮が引いている様子がわかる。どれくらいの時間が経ったのだろう。もう1メートルくらいは砂浜が広がっている。
 この海岸は、たくさんの白い貝殻が潮の満ち引きによって残される。そのほかにも流木やペットボトルなどのゴミも多い。ひとつの漂着物に目がとまった。子供用のプラスチック製の水筒なのだろう。胴体に巻かれた帯には少女漫画のキャラクターらしきものが描かれている。色が抜け落ち、黒い線だけの絵になっている。
 なぜだか気になって、写真に撮った。
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2008年3月17日 (月)

◎ 海辺の駐車場

□4月から新しく始まる仕事の打ち合わせのため、知多半島の美浜町を訪れた。用件を済ませたあと海辺まで足をのばす。春の穏やかな日差しの中で、水平線は霞(かす)んで見える。この時期の海が一番ここちよい。お年寄りが一人、堤防の上に腰掛けて海を眺めていた。平日の午後、駐車場には一台もクルマはとまっていない。休日ともなれば、ここもクルマで一杯になるのだろうか。
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2008年3月10日 (月)

◎ 浮き世の事情

□私たちの活動拠点rin'は、小高い丘の上にある。いつも町に出るときは、写真に写っている小径を右に下って行く。つい2日前までは、こんなに見晴らしはよくなかった。コンクリートの擁壁(ようへき)の隙間に根をはった植物が密生していたのだが、きれいさっぱり刈り取られてしまった。植物の生い茂ったこの小径は、浮世離れした私たちの場所と世間とを結ぶ大切な通路なのだが、これでは妖しげな雰囲気も失われて魅力半減である。
 この小径を左へ行くと上り坂になっていて、一本の大きな椿の木が濃い緑の葉を豊かにひろげ赤い花をたくさん咲かせていたのだが、2枚目の写真のように立派な切り株を残してきれいさっぱり切り取られてしまっていた。
 私たちの知る由もない浮き世の事情があるのだろう。

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2008年3月 4日 (火)

◎ ビーチセラミック

□ビーチグラスというのは、一般にもよく知られている。ガラスの欠片(かけら)が浜で砂と波に洗われて、角が取れて丸みを帯び表面が磨(す)りガラス状になったものだ。常滑の浜を歩くとビーチグラスも落ちているが、やはり多いのはビーチセラミックだ。丸みを帯びた赤茶色の「焼きもの」のカケラをよく目にする。久しぶりに歩いた浜で気持ちのいい形のビーチセラミックを見つけた。思わず拾って帰ろうと思ったが、やめた。できるだけモノを持たないように最近は心掛けている。
 ところが、撮った写真を帰って眺めていたら、やっぱり拾ってくれば良かったと、不覚にも残念な気持ちになってしまった。
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